ブログを始めてしばらくすると、
ふと立ち止まる瞬間があります。
書いてはいるけれど、
誰かに届いている実感はない。
アクセス解析を開いても、数字はほとんど動かない。
それでも、
やめたいわけではありません。
ただ、この進み方でいいのかが分からない。
そんな状態で手に取ったのが、
『ブログで5億円稼いだ方法』
でした。
派手さよりも、整理された視点が残った
タイトルだけを見ると、
強い言葉に感じるかもしれません。
けれど、実際に読み進めてみると、
印象は少し違いました。
この本で語られているのは、
近道や裏技というよりも、
「どこに力を使い、どこを手放すか」という話です。
ブログを始めたばかりの頃は、
どうしても全部を頑張ろうとします。
文章も、SEOも、SNSも、デザインも。
気づけば、やることばかりが増えていく。
本書では、
成果の多くは限られた要素から生まれる、
いわゆるパレートの法則が繰り返し語られます。
新しい考え方ではありません。
それでも、自分の状況に当てはめたとき、
胸に残るものがありました。
特化ブログは、感情論ではなく現実の話だった
特化ブログという言葉に、
少し身構えていた時期がありました。
書けることが減る。
自由がなくなる。
そんな印象を持っていたからです。
ただ、本書を読み進めるうちに、
その印象は静かに崩れていきました。
特化ブログは、
「こうあるべき」という思想ではなく、
収益という現実を前提に組み立てられた考え方でした。
アクセスが多くなくても成り立つこと。
読者との距離を縮めやすいこと。
結果として、無理なく続けやすいこと。
なぜそう言えるのかは、
本書の中でかなり具体的に語られています。
読者がまだほとんどいない今だからこそ、
広く届けるよりも、
きちんと届く形を先に考える。
特化ブログは、
選択肢を減らす話ではなく、
続けるための前提を整える話なのだと感じました。
WordPressを選ぶ理由が、少し腑に落ちた
WordPressでブログを運営するべきだ、
という話も本書でははっきりしています。
正直なところ、
自分も深く考えずに選んでいました。
けれど、
ブログを短期的な発信ではなく、
積み上げていくものとして捉えると、
自由度や拡張性が重要になる。
その説明を読んで、
ようやく選択に納得がいきました。
「最短で収益化」という言葉の受け取り方
本書には、
最短で収益化するための考え方が書かれています。
ただ、その内容は煽るものではありません。
むしろ印象に残ったのは、
やらないことを決める、という視点でした。
闇雲に記事を増やさない。
関係のないテーマを広げない。
必要以上に手を広げない。
最短とは、
急ぐことではなく、
迷わないことなのかもしれません。
アフィリエイトリンクを貼ることについて考えたこと
まだアクセスはほとんどありません。
もしかすると、
見ているのは自分だけかもしれない。
それでも、
読んでよかったと思えた本を、
正直に紹介すること自体は、
不自然ではないと感じました。
収益を急ぐというより、
思考の節目を記録する。
そう考えると、
リンクを貼ることへの抵抗も、
少し和らいだ気がします。
参考までに、
僕が読んだのはこの一冊です。
まだ途中にいる、という前提のまま
この本を読んだからといって、
何かが大きく変わったわけではありません。
アクセスが増えたわけでも、
成果が出たわけでもない。
ただ、
「この方向で続けてみよう」と
静かに思えるようになった。
それだけで、
今の自分には十分でした。
ブログは、
答えを急ぐ場所ではなく、
考え続けるための場所でもある。
この一冊は、
その感覚を、
少し整えてくれたように思います。



