頑張っているのに、前に進んでいない気がした日

頑張っているのに、前に進んでいない気がした日のアイキャッチ画像 働き方とキャリア

ある日の帰り道。
駅までの道を、いつもと同じ速さで歩いていました。

仕事はそれなりに片づいていて、
数字も悪くない。
大きなミスもしていない。

それでも、
胸の奥に、うまく言葉にできない違和感が残っていました。

「今日も一日、ちゃんとやったはずなのに」

そんな感覚です。


忙しさの中で、ふと立ち止まった瞬間

平日は、ほぼ毎日同じ流れです。
朝から予定が詰まり、
気づけば夜。

帰宅は22時前後。
シャワーを浴びて、
スマホを眺めて、
そのまま眠る。

特別に嫌な出来事があったわけではありません。
ただ、何かが少しずつ、ずれているような感覚だけが残る。

「この努力、どこに向かっているんだろう」

そんな独り言が、
心の中で何度も浮かんでは消えていました。


この記事を書くことにした理由

この違和感を、
そのままにしておけなかったからです。

答えが欲しかったわけではありません。
励まされたい気持ちでもなかった。

ただ、
自分の中で何が起きているのかを、
一度、言葉にしてみたかった。

忙しさに流されると、
考える余地がなくなります。

でも、考えないまま進み続けることにも、
少し疲れていました。

だから、この記事を書くことにしました。
同じ場所で立ち止まっている誰かと、
静かに気持ちを並べるために。


働き方を振り返って見えてきたこと

これまでの僕は、
「ちゃんとやること」を大切にしてきました。

頼まれたことは断らず、
数字も追い、
遅くまで残ることも当たり前だと思っていた。

評価は、
「真面目で安定」。

それは、悪い言葉ではありません。
でも、どこかで、
自分が止まっているようにも感じていました。

振り返ってみると、
前に進もうとするほど、
足元を見なくなっていた気がします。


考え方との距離を少し変えてみる

あるとき、
「成長している実感がない=意味がない」
と、無意識に考えている自分に気づきました。

でも、
それは本当なのか。

成長や前進を、
測りやすいものだけで判断していなかったか。

そんな問いが浮かびました。

考え方との距離を、
少しだけ変えてみる。

それだけで、
見える景色が変わることもある。

そう思えるようになりました。


ペースを見直して感じた小さな変化

何かを増やしたわけではありません。
頑張る量を減らしたわけでもない。

ただ、
「今のペースでいる自分」を、
否定しないようにしてみました。

以前は、
立ち止まることを怖がっていました。

でも、
止まってみて初めて、
自分がどれだけ走り続けていたのかが分かる。

生活や仕事が、
劇的に変わったわけではありません。

それでも、
夜の帰り道で感じる息苦しさは、
少しだけ和らいだ気がします。


過去の自分と、今の自分を重ねて

思い返すと、
これまでも何度か、
同じような感覚を抱いたことがありました。

そのたびに、
無理に前を向こうとしていた。

変わらなければ、
進まなければ、
という思い込みが強かったのだと思います。

でも今は、
変わらなくてもいい、
と思える瞬間があります。

それは、諦めとは少し違う感覚です。


この先にありそうな未来を、ぼんやり描く

この先、
何が待っているのかは分かりません。

仕事の形が変わるかもしれない。
同じ場所に居続けるかもしれない。

ただ、
どちらであっても、
今の自分を切り捨てずにいられたら。

そんな未来を、
ぼんやりと想像しています。


今日は、ここまででいい

頑張りすぎていた自分も、
立ち止まった自分も、
どちらも否定しなくていい。

前に進んでいない気がする日があっても、
それはそれで、
何かを感じ取っている証かもしれません。

この文章を読み終えたあと、
少し呼吸が整っていたら、
それで十分です。

答えは、
急がなくてもいい。

このままでも、
大丈夫かもしれない。

そんな余韻を残しながら、
今日はここで終わりにします。